この度、透析液関連のシステムを一新しました。以前のシステムは1980年代に主流であった方法を採用していました。

更新された機器
 ・ RO装置(逆浸透精製水製造システム)
 ・ 透析液供給装置
新しく導入した機器
 ・ 透析A・B原液自動溶解装置
 ・ 透析液クリーン化ET−system


 メーカーを統一し、機器全体のシステム化を図ることで機器同士のトータル的な連動操作が可能となった。そのおかげで透析液に関わる全ての配管の洗浄・消毒が可能になった。
 今回の機器の入れ替えの一番の目的は、『透析液の清浄化』である。超純粋透析液を作成し、治療に用いることで、貧血の改善・血圧の安定・栄養状態の改善・透析長期合併症の発症リスクの低減・不必要なタンパク物質の低下などの臨床的な効果が期待できる。
 ちなみに・・・
 以前の機器ではエンドトキシン(発熱物質)、生菌ともにある程度の量が検出されていましたが、機器を変えて以降2回検査を行い、2回ともエンドトキシンは検出感度以下、生菌は0個という超純粋透析液が作成できている。


DRO-EX(逆浸透精製水製造システム)
 水道水を透析に使うことのできる綺麗な水に作り変える装置。
 水道水は硬水なので軟水に変えます。
 この装置でエンドトキシンや生菌を主に取り除き、蒸留水に近い水を作ります。


透析 A ・ B 原液自動溶解装置
 RO装置で作られたRO水(綺麗な水)を使い、A ・ B 濃縮原液のパウダーと混ぜ合わせて濃縮原液の液体を作ります。


透析液供給装置
 濃縮原液の液体とRO水を混ぜ合わせて透析液を作成し、各コンソールに透析液を供給していきます。


透析液クリーン化ET−system
 透析液クリーン化ET−sysytem装置の中にあるフィルターを通してエンドトキシンや生菌を最終的に取り除きます。



 


RO装置
透析A・B原液自動溶解装置
透析液供給装置
透析液クリーン化 ET−system
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