当院のリハビリテーション科では、医師の指示に基づいて、入院・外来の患者さん一人ひとりに適したリハビリテーションをマンツーマンで行っています。
 理学療法士5名、作業療法士2名、言語聴覚士2名の計8名のスタッフがいます。

1.理学療法

 医師の指示のもとに身体に障害がある方に運動療法や物理療法などの物理的手段を用いて、基本的運動能力の回復を図ります。
 障害の程度の評価や何故できないのか動作分析し基本的運動能力の向上を目標とします。
2.運動療法

 運動麻痺などの病気によって直接引き起こされる障害や肺炎などで治療のための安静期間のために生じる廃用症候群による生活能力の低下に対し、全身状態に合わせて運動を行っていきます。
3.物理療法

 温熱療法、水治療法、電気療法などにより局所の疼痛を軽減することを目的に行います。
また、筋肉や腱などが柔らかくなるために運動療法と併用する こともあります。


1.作業療法

 基本的な運動能力強化等も行いますが、その応用としての食事や更衣、入浴、トイレなど生活機能の獲得、改善を図ります。調理台等も設備しており、基本的な生活動作から家事能力動作までのリハビリを行います。生活動作は手を多く用いるため、手先の運動等を手工芸等を取り入れて行ったりもします。
 また生活動作を助けるため、その人の状態に合わせて道具を工夫して作ることもあります。高次脳機能障害も専門分野としています。
2.高次脳機能障害

 「物をつかめ、足を動かせと命令を出す」、「さわった物の感触を信号化して脳に送りどんなものか判断する」、「聞いた音を信号化してどんな音か認識して言葉として置き換える」、「目で見た見た情報を、脳の他の部分に送り、縦や横、上下の空間を組み立てて形として認識する」など脳は様々な情報を整理した上で さらに思考するというとても複雑で高度な働きをしています。
 目や耳、身体がしっかり働いていてもこれらの情報を統合する脳の一部が傷つくと生活上色々と障害がでます。
 例えば、見えているのに左側の物だけ注意がいかなかったり物にぶつかる、文字は読めるのに計算できない、手足は自由に動き目もしっかりしているのに着替えだけできなくなる、など起こる障害は実に様々です。それらの障害を総称して高次脳機能障害といいます。
3.作業療法で扱う手工芸

 指先の細かい動きや腕の運動機能向上、高次脳機能障害改善や精神面の刺激もかねて手工芸を用いることも作業療法の特徴のひとつです。
 当院では、籐細工、革細工、マクラメ、ステンシル、折り紙細工、木工などを取り扱っております。


言語聴覚士とは・・・
 「きこえ」「ことば」「高次脳機能」「嚥下」に障害のある方を、自分らしい生活を送れるように支援する仕事です。
 当院では、成人の「ことば」「高次脳機能」「嚥下」を主な対象としてリハビリを行っています。 
1.言語訓練

 「失語症」「構音障害」など、コミュニケーションに障害がある方に言語訓練を行っています。言語でのコミュニケーションが難しい場合には、代替コミュニケーション(50音表・パソコンなど)の使用訓練も行っています。
2.接触機能療法(嚥下訓練)

 「嚥下障害」とは、水分や食べ物を口に取り込んで、咽頭から食道・胃へと送り込むことです。これらの過程のどこかがうまくいかなくなることを「嚥下障害」といいます。嚥下障害を放置すると、窒息・肺炎・低栄養・脱水などの問題を引き起こす可能性があります。
 嚥下機能評価後、個々に応じたリハビリを行っています。1口量の調整、姿勢、食事形態など食べ方の検討も行います。


看護科
薬剤科
放射線科
リハビリテーション科
  ・理学療法
  ・作業療法

  言語聴覚療法
臨床検査科
地域医療連携室
栄養科
医療事務科


東広島市西条町にある病院。診療科目は、内科・外科・産婦人科・耳鼻咽頭科を有する全182床の病院です。他に人間ドック、人工透析設備も完備しています。在宅支援事業もあり、医療・福祉の分野にて地域に貢献できるよう努めています
    本永病院
    〒739-0016 東広島市西条岡町8-13  TEL(082)423-2666  FAX(082)422-6190